31年ぶり水準がビットコインを揺らす?日銀利上げ1%へ

2026/06/17・

よきょい

31年ぶり水準がビットコインを揺らす?日銀利上げ1%へ

世界の金融政策が転換点を迎えビットコインも岐路に立っています。足元の戻り相場は、米国とイランが衝突停止とホルムズ海峡の再開で枠組み合意に達したことが背景です。原油は約5%下落し82.95ドルとなり、ビットコインは6月15日に一時6万7,300ドル近くまで上昇。再び原油や株式と歩調を合わせるマクロのリスク資産として動いています。

Bitcoin price by TradingView

焦点の一つが日本銀行です。日銀は1%への利上げを決定し、これは1995年以来となる31年ぶりの金利水準となります。5月の生産者物価は前年同月比6.3%上昇と予想を上回り、円建ての輸入物価も25.5%急騰しており、日銀に行動の根拠を与えています。

東京の決定がビットコインへ伝わる経路は、円キャリートレードを通じています。日銀が円高を促す利上げに踏み切れば円を借りて高利回り資産へ振り向けていたポジションの巻き戻しを招き、高ベータ資産のビットコインが真っ先に売られやすいとされています。




米連邦準備制度 (FRB)の政策金利も焦点に

もう一方の焦点が米連邦準備制度(FRB)です。今週は政策金利を3.50〜3.75%に据え置くと見られますが、新議長ケビン・ウォーシュ氏の下で引き締め寄りの発信に転じる可能性も指摘されています。

予測市場のPolymarketでは「2026年のFRBの利上げ」が確率を36%と見込んでいますが、一時60%近くまで上昇するなど、市場の見方は揺れています。



2026年のFRB利上げ?
はい 36% · いいえ 65%

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日銀の利上げが緩和姿勢を弱めるFRBと重なれば、相場を支えてきた「中央銀行が下支えに動く」という前提が崩れる恐れがあります。(関連:「7月の連邦準備制度理事会の決定は?」)

日銀が緩やかな利上げにとどめ円が秩序立って上昇すればビットコインは上値を試す余地がある一方、日米がそろって引き締めを強めれば円高がキャリートレードの巻き戻しを招き相場を押し下げかねません。二つの中央銀行の判断が、今後の行方を左右することになりそうです。

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記事ソース:Polymarket

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