リップル、24年11月以来の安値から11%急反発|韓国地銀が初採用
よきょい

リップルが8月18日、機関投資家向け事業で2つの成果を同時に発表しました。韓国の全北銀行が同国の地方銀行として初めてRipple Paymentsを導入し、法人向けクロスボーダー送金に活用します。数日を要することもあるSWIFT経由のコルレス送金を置き換える狙いです。
同行は輸出入企業やテック系スタートアップ、オンラインクリエイターなどを対象に、24時間体制でほぼリアルタイムの決済を提供する計画で、リップルは数秒から数分での完了が可能だと説明しています。Ripple Paymentsは60以上の市場で1,000億ドル超を処理しており、法定通貨のほかRLUSD、USDC、USDTでの決済にも対応します。
韓国では教保生命が国債のオンチェーン決済を検討し、Kバンクがカストディ基盤を採用済みです。
同日には、プライムブローカー部門のRipple Primeが2億7,500万ドルの無担保シニア社債の私募を完了しました。旧Hidden Roadで昨年12.5億ドルで買収された事業です。年間3兆ドル超を清算し、300社超の機関投資家にサービスを提供。今回の社債はKBRAからBBBの投資適格格付けを得ており、5月にはNeuberger Specialty Financeから2億ドルの融資枠も確保しています。
価格面では、XRPが直近24時間に0.98ドルまで下落して2024年11月以来の安値を付けたものの、その後は市場全体の回復に牽引されて1.1ドル台まで値を戻しました。24時間の上昇率は11%を超え、ビットコインやイーサリアムなど主要銘柄の反発と歩調を合わせた動きとなっています。
ただしリップルは全北銀行がどの決済資産を用いるかを開示しておらず、今回の社債も運転資金と一般事業目的とされています。事業面の拡大がそのままXRPの需要につながるわけではなく、値戻しが続くかは相場全体の地合いに左右されそうです。

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