米海軍「IoT×ブロックチェーン」を導入。医療供給ラインの確保を目指す
Crypto Times 編集部
米海軍が機関向けブロックチェーンインフラの構築を手掛けるConsensus Networks社と150万ドル(約1億7000万円)の契約を結びました。
今回の契約により米海軍はCondensus Networks社と共に「HealthNet」と呼ばれるブロックチェーン対応の医療供給ラインの改善を目指すプロジェクトの開発を進めます。
HealthNetは、IoTに特化したブロックチェーン「IoTeX」ベースで構築されたプラットフォームで、米海軍はHealthNetを通じて約70万人の船員と海兵隊員にリアルタイムな健康状態の監視やスムーズな医療供給ラインの確保を目指します。
Consensus Networks社のCEO兼創業者であるネイサン・ミラー氏はプロジェクトは50%が完了しており、米海軍はこれまでの進捗に満足しているとしています。さらに、ミラー氏はHealthNetは海軍だけためのプロジェクトでは無いとした上で、下記コメントを残しています。
“「HealthNetは、統合されたデータ環境とインターフェイスを利用して、メーカーから患者までの医療供給者を追跡し、配送時間と廃棄物を削減するために、医療事業者を支援します。- 引用元:Cointelegragh」”
IoTeX@iotex_ioはMachineFi(スマートデバイスと金融をかけ合わせた言葉)分野でのソリューションを提案しているプロジェクトです。
IoTeXはUcamと呼ばれるIoTeXブロックチェーンを搭載したプライベートホームセキュリティカメラを提供しており、Ucamを使用すると動画を完全に非公開にするか、大切な人と共有するか、サービスプロバイダーへの1回限りのアクセスを許可するかなどを選択できます。
「企業に使われるパブリックチェーンはどれか」トークセッションレポート【後編】