仮想通貨の次のバブルはこれ?Bitcoin Hyperが80万ドル調達

仮想通貨の次のバブルはこれ?Bitcoin Hyperが80万ドル調達

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先月、今年2度目となる史上最高値を更新したBitcoin(BTC、ビットコイン)は、本稿執筆時点でも10万5,000ドル台を維持しており、投資家の関心を集めています。

しかしながら、ビットコインの開発が始まったのは2008年と、今から17年も前のことであるため、その技術の遅れが指摘され始めています。

ビットコインの送金にかかる時間は、イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)と比較すると遅く、技術的な限界を補うレイヤー2ネットワークを開発する仮想通貨プロジェクトが多く立ち上げられています。

そこで登場したのが、Bitcoin Hyper($HYPER、ビットコインハイパー)で、ミームコインでありながらも、ビットコインの取引環境を大幅に改善できるその高い実用性が評価されています。

本記事では、そんなBitcoin Hyperと、先日開始されたネイティブトークン・$HYPERのプレセールに関する情報をまとめます。

Bitcoin Hyperがプレセールを開始

Bitcoin Hyperのプレセール告知ページ。923%のステーキング報酬と残り時間カウントダウンが表示されたインターフェースとキャラクターのイラスト

ビットコインブロックチェーン対応の新しいレイヤー2を開発するBitcoin Hyperは5月9日、$HYPERトークンのプレセールを開始し、市場で大きな話題となっています。

ビットコイン関連トークンとしても人気が高まっている$HYPERは、オレンジ色の服を着たビットコインキャラクターを取り上げたミームコインですが、保有ユーザーへ多くの利益を付与する実用性を持ち合わせています。

プレセール段階から稼働している機能に、ステーキングがありますが、この機能に保有する$HYPERトークンを預け入れる(ロックする)と、現在923%のAPY(年間利回り)で受動的な報酬が付与されます。

また、ガバナンストークンとしての機能もあり、トークン保有者はBitcoin Hyperの今後を左右する重要な決定に投票できる権利も持つことができます。

$HYPERのプレセールは現在、80万ドル以上の資金を調達しており、好調な滑り出しを記録しています。

本稿執筆時点では、1トークンあたり0.011825ドルで取引されていますが、プレセールには複数のステージが設けられており、時間の経過とともに価格が上昇する仕組みとなっています。

遅延や手数料高騰が深刻化するビットコイン取引

オレンジのスーツを着たキャラクターが空を飛び、ビットコインのマークが付いた稲妻と袋を持っている様子

仮想通貨市場を長年牽引しているビットコインですが、冒頭でも触れたように、その技術はやや古く、取引遅延や手数料の高騰が深刻化しています。

ビットコインは、1秒あたり約7件の取引しか処理できず、1回の取引に平均10分の時間がかかるといわれています。

BTCの購入が殺到してネットワークが混雑すると、10分以上かかることもあり、専門家も他の仮想通貨と比較した取引の遅さを指摘しています。

イーサリアムの取引速度は、1秒当たり約15件、ソラナに関しては数千件であることを考えると、ビットコインが遅れを取っていることがわかるでしょう。

また、ビットコインは取引手数料(ガス代)の高騰も課題となっており、15~20ドル、ピーク時には50ドルかかったというケースも報告されています。

保有資産が限られている個人投資家にとっては、こういった手数料高騰の影響は大きく、多くのユーザーから不満の声が上がっています。

Bitcoin Hyperのレイヤー2はソラナの技術を導入

ビットコインレイヤー2の仕組みを示す図解。ブリッジ・レイヤー2操作・決済とセキュリティ・レイヤー1への出金の4ステップで構成され、スケーラビリティを実現する複数のフレームワークも紹介されている。

このようなビットコインの技術的な限界に対応するため、Bitcoin Hyperは同チェーンの独自レイヤ2ネットワークを開発しています。

レイヤ-2は、ビットコインのようなブロックチェーンの技術問題を解消するために設けられた別ネットワークのことで、ビットコイン系だと「ライトニングネットワーク」というレイヤー2が市場をリードしています。

このライトニングネットワークは、ビットコインの少額払いに特化したプロジェクトですが、Bitcoin Hyperはより広範な用途に対応するため、最先端のソラナ技術(ソラナ仮想マシン、SVM)を導入しています。

2020年にリリースされたソラナは、高速かつ安い取引を強みとしており、このSVM技術を基盤としています。

そのため、Bitcoin Hyperではビットコインをより安く(ほぼゼロ)、即時に取引できるようになっています。

ビットコインでdApps・DeFiの構築が可能に

ソラナの技術を導入したことでBitcoin Hyperでは、従来ビットコインチェーンでは構築が難しいといわれていたdApps(分散型アプリ)や、DeFi(分散型金融)の構築も可能になります。

また、NFT(非代替性トークン)の発行など、ソラナエコシステムとの互換性もあり、ビットコインの他、イーサリアムやソラナなど複数のチェーンに柔軟に対応することができます。

クロスチェーン機能もあるので、ビットコイン・イーサリアム・ソラナ間で、スムーズに資産を移動させることも可能です。

Bitcoin Hyper・4つの主要技術

Bitcoin Hyperを支持する6人の仮想通貨インフルエンサーによる推薦コメント集。彼らはスケーラビリティ、スピード、DeFi活用などBitcoin Hyperの機能性と可能性を強調している。

Bitcoin Hyperは、以下4つの主要技術を提供しています。

  • ブリッジイン:ビットコインを専用アドレスに送信すると、Bitcoin Hyperのレイヤー2上で同量のBTCが生成される
  • シンプルなレイヤー2操作:即時かつ手数料ほぼゼロで、ビットコインの取引・ステーキング・DeFiなどの構築が可能となる
  • ゼロ知識証明(ZKProof)の採用:取引の情報などが保護され、ビットコインと同等レベルの安全性が提供される
  • ブリッジアウト:BTCをもとのレイヤー1ネットワークへ戻したい場合は、即座に出金できるようになっている

このように、Bitcoin Hyperのレイヤー2を利用することで、保有するビットコインを高速かつ安く移動させることができ、コーヒーを購入するような日常の買い物でもビットコインを気軽に使用可能になります。

$HYPERのトークノミクス

Bitcoin Hyperのトークノミクス(財務25%、マーケティング20%、報酬15%、上場10%、開発30%)を示すスロットマシン風のイラストと説明。

Bitcoin Hyperの開発チームは、$HYPERトークンの長期的な成長を促すため、総供給量の使い道を以下のように割り当てています。

  • レイヤー2の開発:30%
  • 財務:25%
  • マーケティング活動:20%
  • コミュニティ報酬:15%
  • 上場関連費:10%

Bitcoin Hyper・今後の計画

また、今後の計画として、ホワイトペーパーでロードマップが公開されており、5つのフェーズからなるプランが立てられています。

  • フェーズ1(基盤固め):公式サイトやSNSの立ち上げ・初期マーケティング活動の実施など
  • フェーズ2(プレセール&ステーキング):$HYPERトークンプレセールと高利回りなステーキングの実施、セキュリティ監査の完了など
  • フェーズ3(メインネットリリース):レイヤー2を通じたBTC入出金機能の開始、SVM統合など
  • フェーズ4(エコシステム拡大):取引所へのトークン上場、DeFi・ゲーム・NFT分野への進出など
  • フェーズ5(分散化&ガバナンス):投票機能の追加、インセンティブプログラム実施など

Bitcoin Hyperの公式サイトは、X(旧Twitter)もしくはTelegramからご確認いただけます。

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