コインベースが地域金融1000社に接続へ|ステーブルコイン提供

2026/09/14・

よきょい

コインベースが地域金融1000社に接続へ|ステーブルコイン提供

コインベースは決済プラットフォームのMoovと提携し、地域銀行や信用組合が既存の取引関係を通じてステーブルコイン関連サービスを提供できる経路を整えます。9月10日に発表された内容では、MoovがCoinbaseのステーブルコイン決済インフラを、自社の金融機関向けプラットフォームに統合します。

具体的には、コインベースのCDPカストディアルウォレット口座が資金の保管を担い、Payments APIがステーブルコインの移動を制御します。Moovはこれらの機能を、取引先の銀行や信用組合が使うシステムに接続します。コインベースの発表によれば、Moovは1000社を超える地域金融機関を顧客に持ちますが、実際に導入する機関の数や実装の時期は示されていません。

一方で、手数料や収益配分、取引データの扱い、コンプライアンス上の責任分担といった条件は公開されていません。MoovのCEOであるWade Arnold氏は、ステーブルコインの受け入れを求める事業者が現在は主要取引金融機関の外に流れていると指摘しています。

預金保護の扱いも論点です。米連邦預金保険公社(FDIC)が2026年4月に示した規則案では、決済用ステーブルコインの準備金として銀行に預けられた資金は発行体の法人預金として保険の対象となり、トークン保有者にはパススルーの保護が及ばないとされています。銀行が顧客接点と収益をどこまで保てるかは、最初の導入事例で明らかになりそうです。

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