仮想通貨HYPEのETFが好調|1カ月で9億ドルの取引高
よきょい

Hyperliquidの独自トークン「HYPE」を対象とする現物ETF(上場投資信託)が初登場してから約1カ月が経ち、早期の取引高データが堅調に推移しています。現在、21SharesのTHYP、BitwiseのBHYP、GrayscaleのHYPGの3つの発行体が、規制された証券口座経由でのHYPEへのエクスポージャーを提供しています。
3つの商品の累計取引高はローンチ以来9億ドル近くに達し、純流入額は1億5,300万ドルに上っています。HYPEは投機的な需要に依存度が高い他のトークンとは一線を画しています。これはHyperliquidの取引手数料の約97%が「アシスタンス・ファンド」に振り向けられ、自動的な買い戻しの仕組みを通じて取引高とトークン需要が直接結びついているためです。
3つのETFはいずれもHYPEを直接保有し、ステーキング報酬を投資家に還元します。現在のステーキング水準では報酬率は年率約2.25%で報酬は毎分発生。日次で分配され、自動的に複利運用されます。対象となる供給量の約45%が現在ステーキングされており、これは約4億3,400万HYPEに相当します。
3商品の取引高には偏りがあり、BHYPとTHYPが活動の大半を占める一方、最も新しいHYPGは依然として立ち上がりの段階にあります。このペースでのETF流入が持続すれば、意味のある需要シグナルになるとされていますが、ローンチ直後の取引高よりも2〜3カ月目のデータの方が信頼できる確信の指標になると見られています。
一方、米国の現物ビットコインETFは資金流出が増えるなかで累計取引高2兆ドルの節目に達しようとしています。新興トークンのHYPEが規制された投資商品として一定の需要を集めていることは、仮想通貨のETF市場がビットコインやイーサリアムの枠を超えて広がりつつあることを示すものになりそうです。
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