BTCマイニング企業の苦境は底入れのサインか?経験則再び
よきょい

ビットコインのマイナー(採掘事業者)の経営圧力を示す複合指標が、過去の相場底値圏と重なる「過小評価」水準まで低下したことが注目を集めています。アナリストのGaah氏が指摘したもので、マイナーの苦境が市場の底入れ付近で現れるという経験則が改めて意識されています。
Miner Cycle Stress Composite #Bitcoin hits new lows in 2026 in Undervalued territory
This metric combines the Puell Multiple (miner revenue via issuance multiple) with the inverted Miner Capitulation Index
Since the two metrics use different cost/cash flow assumptions, their… pic.twitter.com/cWQz5VqML1
— G a a h (@gaah_im) July 5, 2026
マイニング収益性の指標であるハッシュプライスは6月上旬に1PH/s当たり日額32.56ドルへと週間で9%下落し、その後33.74ドルまで小幅に回復しました。効率の高い最新機材はMWh当たり約81ドルを稼ぐ一方、旧型機材は約43ドルにとどまり、事業者間の格差が鮮明です。ネットワーク全体のハッシュレートも第2四半期は前期比5.8%減の1004EH/sとなりました。
収益の低迷が続けば、電力コストが高い事業者や旧型機材に依存する事業者から稼働停止に追い込まれるとみられています。弱い事業者の撤退により採掘難易度が低下すれば、残った事業者の収益は改善する構図です。また、一部の事業者はAI・高性能計算分野への事業転換も進めています。
ビットコイン価格は7月7日時点で約6万3000ドルで推移しています。今後はハッシュプライスが30ドル台前半から回復するか、難易度調整の進み具合やマイナーによるBTC売却の動向が焦点となります。
今回の指標は底入れのシグナルであると同時に、マイナーの生存能力を試す試金石となりそうです。
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