「量子コンピュータがビットコインを破った」報道は誇張か?

2026/04/26・

よきょい

「量子コンピュータがビットコインを破った」報道は誇張か?

4月24日、Project Elevenは「Q-Dayプライズ」をGiancarlo Lelliに授与しました。Lelliは公開されている量子ハードウェアを使用し、15ビットの楕円曲線秘密鍵を公開鍵から導出することに成功しました。これは同種の攻撃手法としては史上最大の公開実証となりますが、ビットコインが直ちに危険にさらされることを意味するわけではありません。

Lelliが使用したのは、ビットコインの署名方式の数学的基盤である「楕円曲線離散対数問題(ECDLP)」を標的とするショアのアルゴリズムの変形です。今回の実証は将来の本格的攻撃と同じ手法の「ミニチュア版」であり、「金庫を開けられる鍵の雛形を作った」段階に過ぎません。



しかしこの結果の背景が重みを増しています。Googleは2026年3月末、ECDLP-256を解読するために必要な資源の見積もりを大幅に引き下げ、2029年を自社の耐量子暗号への移行目標として設定しました。Cloudflareも同様に2029年を目標に掲げ、中立的な観測者も同じ方向を向いています。

Project Elevenの追跡データによると、現在約693万4千ビットコインが量子攻撃に対して脆弱な状態にあるとされています。公開鍵がすでにオンチェーンに露出しているアドレス(古いアドレス形式・再利用アドレス・部分的に送金済みのアドレス)が主な対象です。

ビットコインのガバナンスもこれに対応し始めており、量子耐性を持つアウトプット形式を提案するBIP 360や脆弱な旧式署名の段階的廃止を求めるBIP 361が提出されています。「今すぐ危険」ではありませんが、「備えを始める時」は確実に来ていると言えるでしょう。

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