仮想通貨の中心はいまや金融大手に、JPモルガンが3兆ドル処理
2026/07/06・
よきょい

引用元: Tang Yan Song / Shutterstock.com
ニュース
銀行を介さない金融を目指して誕生した仮想通貨業界で、いまや大手金融機関がブロックチェーン活用の中心になりつつあります。JPモルガンは自社の預金トークンで決済を行い、ブラックロックのトークン化国債ファンドは約24億ドルの資産を運用しています。
JPモルガンのブロックチェーン部門Kinexysは2015年の開始以来3兆ドル超を処理し、現在は1日あたり数十億ドル規模の取引を扱っているとされています。VisaのUSDC決済パイロットは9つのブロックチェーンに拡大し、年換算70億ドルの処理規模に達しました。
Mastercardは2026年6月時点でUSDCやPYUSD、リップルのRLUSDなど複数のステーブルコインの決済対応を進めています。一般利用者にとっては、ETFや決済アプリを通じて意識せずにブロックチェーン技術を利用する形が広がっています。
利便性の向上と引き換えに、自己管理や許可不要という仮想通貨本来の理念は後退しつつあります。技術は実証された一方でその主導権は既存の金融大手に集中しており、業界が当初目指した姿とは異なる形での普及が進むことになりそうです。
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