マスク氏個人資産、ビットコイン時価総額を上回る|スペースX急騰
よきょい

引用元: Press Connect / Shutterstock.com
ビットコインの時価総額が約1兆2800億ドルで推移する一方で、マスク氏の純資産は約1兆2600億ドルに到達しました。これは宇宙開発企業スペースXの株式が上場後に急騰したことが背景にあります。

スペースX株は先週の新規株式公開(IPO)以降、上昇基調を続けており、株価は一時200ドルを超えました。一方で、仮想通貨市場全体は冷え込んでおり、過去1年で総額は約4兆2100億ドルのピークから約2兆2800億ドルへと縮小しています。
ビットコインも2025年末につけた約12万6000ドルの史上最高値から約50%下落しています。
投機マネーの受け皿となったスペースX
この逆転は、ビットコインが指標としての役割を失ったというよりも、スペースXが投機マネーの新たな受け皿として急速に台頭した速さを示すものと見られています。仮想通貨取引所の出来高が減少しレバレッジ取引が手仕舞いされる中で、資金は大型テクノロジー株や新規上場の成長企業へと移動しました。
この勢いがどこまで続くかは、予測市場の見方にも表れています。予測市場ポリマーケットでは「スペースXのバリュエーションが6月30日までにどの水準に達するか?」を問う市場が立てられています。
同市場によると、現在のスペースXのバリュエーションは約1兆6700億ドルです。ポリマーケットでは「3兆ドル到達」を見込む確率が41%まで上昇する一方、「3.5兆ドル」は6%、「4兆ドル」は2%にとどまっています。
参加者は一段の上昇を織り込みつつも、そのペースには慎重な見方を示している状況がうかがえます。(関連:「テスラとスペースXの合併はいつ?」)
なお、バリュエーションの上昇が必ずしも1株あたりの株価に比例するわけではなく、増資による株式数の増加によって両者は乖離し得る点には留意が必要です。マスク氏の資産がビットコインを上回る状態が続くかは不透明であり、今回の出来事は市場の現在のリスク選好を映し出す象徴的な事例になりそうです。
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記事ソース:Bloomberg、Polymarket
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