特定のAMMを使うと勝率3倍?ソラナのボット取引で新研究
よきょい

引用元: CryptoFX / Shutterstock.com
ソラナ上の自動取引を対象とした新しい研究で、ごく小さなボット群の中に大きな差が観測されました。論文が独自型AMM(自動マーケットメイカー)と分類するHumidiFiを呼び出した取引では、ラップドSOL(WSOL)の残高がプラスに変化した割合が約62.3%だった一方、同じ12アドレスのグループによるそれ以外の取引では21.01%にとどまっています。
比較対象はHumidiFiを呼び出した24万4733件(うちプラスが15万2502件)と、その他の21万8678件(うちプラスが4万5949件)で、比率は約2.97倍です。ASE 2026に採択された同論文は、TrojanとSolanaMevBotに関連する上位各100件、計200アドレスを対象に、2025年10月1日から11月1日までの取引を収集しています。
研究者は取引頻度や成功率、手数料、扱う資産の幅などを用いて158アドレスを4つのクラスタに分類し、42アドレスをノイズとして扱いました。うち3クラスタ計56アドレスは、往復かつ複数会場をまたぐ裁定的な取引パターンからMEV的と判断されています。中心となった12アドレスのグループはJupiter経由が中心で、HumidiFiを含む独自型AMMも利用していました。
利益の指標は取引前後のWSOL残高の変化であり、手数料やチップ、タイミング、経路選択などを分離した完全な収益計算ではありません。そのため因果関係ではなく、このクラスタ内での相関を示すにとどまるとされています。
別の102アドレスからなるクラスタは活動の80.9%がPump.fun関連に集中しており、同じチェーン上でも経路や利用会場によって条件が大きく異なることを示す結果になりそうです。
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