リップル基盤のステーブルコインが1カ月で2倍|AIエージェント決済が次の狙い
よきょい

引用元: Koshiro K / Shutterstock.com
XRP Ledger(XRPL)上のステーブルコイン供給量が直近1カ月で約2倍に増え、10億ドルの大台に迫っています。リップルはこの流動性を土台に、AIエージェント(自律的に動作するソフトウェア)が必要とするドル建て決済基盤としてXRPLを位置づけようとしています。
AIエージェントはAPI利用やクラウド計算、請求書の決済などを人間の承認を逐一待たずに数秒で処理する必要があり、従来の決済基盤では対応が難しいとされています。リップルはこの領域を取り込もうとしています。
リップルはXRPL上でAIエージェントの決済フローを構築しやすくする開発者向けキット「XRPL AI Starter Kit」を公開しました。ウォレット作成や決済のためのClaudeスキル、Web標準のHTTP 402を用いた決済規格「x402」への対応も含まれます。XRPLは数秒での決済、予測可能な手数料、エスクローや多重署名といった制御機能を備えており、企業が利用条件を限定しやすい点が強みとされています。
当面の節目は、月内にXRPL上のステーブルコイン供給量が10億ドルを超えるかどうかです(現在は7.7億ドル)。ただし、この急増が持続的な決済需要を反映するのか、市場形成に先んじた早期の動きにとどまるのかは今後数四半期の動向が示すことになりそうです。
PolymarketのXRP価格予測
長期的な決済需要への期待とは対照的に、XRPの価格面では短期的に慎重な見方が広がっています。予測市場プラットフォームのPolymarketには「XRPはいつ過去最高値を更新する?」を問う市場があり、参加者の取引に基づく「集合知」として、2026年9月末までの更新確率は4%、12月末までも4%と低い水準にとどまっています。
RLUSDやXRPLの実需拡大が、トークン価格の上昇に直結するとは見られていない状況がうかがえます。なお、これらの数値は将来の結果を保証するものではなく、参加者の見通しを反映した参考指標である点には留意が必要です。(関連:「ビットコインはいつ15万ドルに到達する?」)
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記事ソース:資料、Polymarket
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