リップル(XRP)急騰落ち着く、押し目買いの好機か｜70SMAが運命の分かれ道

暗号資産リップル（XRP）は、直近で短期的なゴールデンクロスを形成し急騰を見せた後、現在は利益確定売りに押され調整局面に移行しています。30分足チャートでは、中期的な上昇トレンドの継続か、あるいは調整の深化かを占う重要なテクニカルポイントに差し掛かっており、市場参加者の注目が集まっています。

現在のXRP/USDの30分足チャートを見ると、6月15日に短期の7期間単純移動平均線（SMA、水色のライン）が中期の70期間SMA（オレンジ色のライン）を上抜ける「ゴールデンクロス」が出現しました。これを合図に価格は力強く上昇し、一時2.34ドルまで高値を更新しました。

しかし、高値圏では上ヒゲの長いローソク足が出現し、利食い圧力が強まったことを示唆。その後価格は反落し、現在はゴールデンクロスの起点ともなった70SMA（約$2.235）付近で推移（画像赤丸部分）しています。

この70SMAは現在、中期的な上昇基調が維持されるかどうかの重要なサポートラインとして機能しており、ここを死守できるかが短期的な焦点となります。

短期SMAは既に下向きに転換しています。この調整が健全な「押し目」となり再上昇につながるか、それとも下落トレンドへ回帰するのか、まさに運命の分かれ道と言えるでしょう。