次の予測市場の震源地はSolanaか?World Prediction Marketが正式公開

次の予測市場の震源地はSolanaか?World Prediction Marketが正式公開
ct analysis

Solanaブロックチェーン上でオンチェーン予測市場プロジェクト「World」が、暗号通貨ウォレットPhantom内で正式サービスをリリースしました。

Worldは7月1日に公式Xで発表されたものの、Phantomの開示ページによると6月1日以降の予測市場はWorldが提供していたものであると説明をしました。現在、BTCの短期市場の価格を予測する市場、2026年ワールドカップなどの予測市場を提供しており、今後数週間で、スポーツや地政学、マクロ経済などに関する追加市場を展開することを発表しています。



Worldは自身のXの記事で、従来の予測市場は中央集権型のインフラに依存して、資金をオフチェーンに移動したのちに不透明なシステムを信頼していると述べた後、World自体はセルフカストディ型の予測市場取引プラットフォームで、ブロックチェーン本来の透明性と最終性を持った予測市場を実現することを主張している。

そのため、ユーザーは市場への参加から、ポジション構築、決済、資金の償還を全てオンチェーンで処理することができる。

Worldの予測市場の決済は、Phantomのステーブルコインである「CASH」が利用可能となっており、勝ちポジションに応じた金額がCASHで自動償還される設計となっています。



現在、予測市場はPolymarketやKalshiの台頭で世界的に注目を集めており、日本でもミライマなどが法律の抜け道を沿って提供を始めたことが記憶に新しいです。既存の予測市場の判定は人手を介した仕組みも多く、結果確定までに時間を要する場合があります。

今回登場したWorldの勝ち筋は、Chainlinkの高速オラクルで判定の速度と透明性を担保しつつ、2000万人規模のユーザーを抱えるPhantomというハブを利用して、配信を行えることです。ウォレットを開くだけで参加できる導線は、新規ユーザー獲得のハードルを大きく下げることが期待されます。一方で流動性や市場の種類では先行勢に及ばず、ワールドカップの話題性をどこまで継続的な取引量へ転換できるかが今後の焦点となりそうです。

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