【今日のマクロ経済まとめ】半導体が急落から一転・大幅反発。円安は止まらず

2026/06/25・

よきょい

【今日のマクロ経済まとめ】半導体が急落から一転・大幅反発。円安は止まらず
ct analysis

6月25日現在、原油(WTI)がイラン攻撃開始前の水準に迫る70ドル近辺まで続落し、インフレ懸念が急速に和らいでいます。

一方でドル円は161円台後半まで上昇し、2024年7月以来の円安水準に接近。本日は米5月PCEデフレーターの発表が最大の注目イベントとなっており、強い結果が出れば利上げ期待とドル買いが再燃し、仮想通貨を含むリスク資産全般に波及する可能性があります。

📈 主要指標(6月25日)

銘柄直近価格トレンド一言コメント
S&P 5007,460台保合い半導体決算好調で下げ渋るも、PCE発表を前に方向感を欠くまちまちの展開
日経平均71,970円上昇米半導体メモリ大手の好決算を受け反発
金(Gold)$4,075/oz下落原油安によるインフレ懸念後退とドル高が重なり、金利を生まない金への売り圧力が継続
原油(WTI)≈$70/bbl下落タンカーのホルムズ通航再開と米・イランの60日免除合意で供給増期待が高まり、紛争前水準に接近
BTC$60,600下落半導体株反発でリスクオフが緩和された一方、一時6万ドル割れ。清算が連鎖した形か
ETH$1,614下落Ethereum Foundation の人員削減発表後のネガティブセンチメントが尾を引く。BTCに連動し下落
SOL$67.5下落リスクオフ緩和の恩恵でアルトコイン全体がやや持ち直しも、BTCに連動し下落
XRP$1.07下落BTCに連動し下落

📊 マクロ経済:本日の注目トピックス

① 原油がイラン攻撃前の水準まで急落—エネルギー危機は「終幕」へ向かうのか

WTI原油は1バレル70ドル近辺まで下落し、2月末のイラン攻撃開始前の水準にほぼ並びました。ホルムズ海峡で立ち往生していたタンカーがさらに脱出したことで原油供給懸念が大きく緩和されており、10年国債利回りは5月中旬以来の低水準、期待インフレを示すブレークイーブン・インフレ率も2.20%まで低下しました。

米国がイランの石油販売を60日間容認する制裁緩和を発表したこと、米・イランがスイスでの協議で核問題と制裁に対処する4つの作業部会設置に合意したことが直接の要因です。ただしイランの核査察官受け入れを巡る主張の食い違いは続いており、完全な和平にはなお不確実性が残っています。




② ドル円が161円台後半に上昇—「金利低下でもドル高」

米長期金利が低下しているにもかかわらずドル高が続いています。通常、金利低下はドル安を招きますが、原油安による世界的なリスクオフ後退とユーロ・ポンドなど他通貨への売り圧力がドルを押し上げています。

片山財務相はベッセント米財務長官との会談後「常に必要とあれば断固たる措置を取ることをお互いに合意した」と発言しており、円買い介入への警戒感がかろうじてドル円の上値を抑えている状況です。

③ 半導体メモリ大手が好決算—AI投資の「次の局面」へ

6月24日の米国市場引け後、マイクロン・テクノロジーが市場予想を上回る好決算を発表し、時間外取引で株価が上昇しました。この決算が示すのは「AI向けHBM(高帯域幅メモリ)需要の底堅さ」です。

FRBの利上げ懸念でAI設備投資への不安が広がる中でも、実需を伴うメモリ需要が確認されたことで、AI投資テーマの持続性への見方がひとまず修正されました。

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