金の価格が史上最高値を更新、ソラナ関連ミームコインが好調でSolaxyも3,000万ドル調達に成功
Crypto Times 編集部

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米ドルの価値が下がる中、金に資金が流れており、同資産は先週、史上最高値を更新しました。
金の価格上昇に伴い、同資産に追随するといわれているリップル(XRP)の価格もプラスとなっており、市場での期待感が高まっています。
ミームコイン市場では、Solana(SOL、ソラナ)関連ミームコインが相場を先導しており、ソラナのレイヤー2開発に取り組んでいる最新トークン「Solaxy($SOLX、ソラクシー)」は、プレセールで3,000万ドルの資金調達に成功しました。
本記事では、金を取り巻くここ最近の市場動向と、有望銘柄として注目が集まっているSolaxyに関する最新情報をお届けします。
金の価格が史上最高値を更新
トランプ大統領が関税政策を一転二転させたことや、仮想通貨市場に有利な政策導入が予想以上に進んでいないことなどから、世界的なアメリカ離れが進んでおり、米ドルも価値を下げています。
円安が懸念されていた日本でも、今年始めに1ドル160円に近づいていた動きから一転、現在は1ドル142円まで下落しています。
ドルが下落する中、資金流入が進んでいるのが伝統的資産の金(ゴールド)で、4月17日には1オンス(約28g)あたり3,350ドル台の史上最高値を記録しました。
金との相関関係が強いといわれるXRPも、今回の強気な値動きから恩恵を受けて価格を上昇させています。
一部の専門家は、2025年の第2四半期(4〜6月)にXRPが、2,900ドルを超えるとの予測を立てています。
内部関係者の情報によると、リップルのCEOを務めるBrad Garlinghouse氏(ブラッド・ガーリングハウス)が、トランプ大統領と複数回に渡る会談を実施しており、何らかのプロジェクトが進んでいるのではないかという憶測が飛び交っています。
現在XRPは、過去24時間で3%のプラスとなっており、価格は2.12ドル辺りを推移しています。
市場回復に伴いソラナ関連ミームコインが好調
トランプ大統領による関税政策の90日間停止で、資金流入が戻っている仮想通貨市場では、ソラナ関連ミームコインが好調な動きを示しており、期待感が高まっています。
特に価格上昇が著しいのが、ソラナ系のAIトークン「Fartcoin($FARTCOIN、ファートコイン)」で、過去24時間で約8%の高騰を記録しています。
その他にも、過去24時間でBonk($BONK、ボンク)は約4%、トランプ大統領が発表したトランプコイン($TRUMP)は約1%上昇しています。
これらのミームコインの基盤となるソラナも好調な動きを示しており、ここ最近の底値から40%近くプラスとなっています。
現在SOLの価格は、140ドルを記録しており、200ドルの大台突破に向けて、順調に投資家からの資金を集めています。
ソラナ関連最新ミームコイン「Solaxy」が3,000万ドル調達に成功
ソラナ関連のミームコインが好調な動きを見せる中、最新銘柄として注目を浴びているのがSolaxyです。
Solaxyは、ソラナ上で初となるレイヤー2独自ブロックチェーンを開発しており、ソラナの取引環境改善を目指しています。
このようなプロジェクトの実用性が高く評価されており、現在実施されている$SOLXのプレセールは、3,000万ドルという大規模な資金調達に成功しました。
プレセールはまだ継続していますが、まもなく終了するという噂も流れており、投資家たちの間でFOMO(取り残されることへの恐怖心)が広がっています。
本稿執筆時点では、1トークンあたり0.0017ドルで取引されていますが、プレセールは時間の経過とともにステージが移行するシステムとなっており、価格は少しずつ上昇しています。
Solaxyが新しくブロックエクスプローラーをリリース
Solaxyが開発を手がけるレイヤー2独自ブロックチェーンは、ネットワークへの負担が大きい取引処理を代わりに実行し、結果のみを戻して書き込むという方法で、ソラナチェーンで深刻化している混雑問題を解消しようとしています。
レイヤー2のテストネットは、現在開発が順調に進んでおり、運営チームは4月19日に「ブロックエクスプローラー」のリリースを発表しました。
このブロックエクスプローラーでは、ブロックチェーンに関する情報を一覧で確認することができ、実行された取引情報やスピードなどがリアルタイムに表示されています。
また、ブロックエクスプローラーのリリースに伴って、Solaxyチームから以下のような開発アップデートも共有されました。
- データ稼働率
ソラナメインネット上で、毎秒140KBのデータ転送が持続可能になった
これによりデータ保存がより高速化してユーザーエクスペリエンスが向上した
操作性向上のためにCLIインターフェース(コマンドライン操作)の微調整も行った - ロールアップ・パフォーマンス
スループット(処理能力)の向上に注力している
現在のパフォーマンス目標は1万TPS(1秒あたりに実行できる取引数)である - ブリッジング
SDK(ソフトウェア開発キット)におけるCORS(外部サーバーからのデータアクセスを許可する仕組み)設定が完了した
ロールアップとソラナレイヤー1との間で生じるUI上の不整合を解消するため、バグの修正を継続している
ソラナ上で対立するRaydiumとPump.funのローンチパッド
ソラナ上で、コードなどの専門知識がなくても簡単にミームコインを生成できる「ローンチパッド」を提供するRaydium(レイディウム)と、Pump.funが対立しています。
Raydiumは、ソラナ上で稼働する分散型取引所(DEX)として知られていますが、先日新しいローンチパッド「LaunchLab(ローンチラボ)」を発表し、Pump.funへ対抗する姿勢を示しました。
LaunchLabは、Pump.funと比較して、トークン供給量や流動性の設定の自由度が高く、トークノミクス設計において優位性を確立しています。
いずれにしても、両者はソラナブロックチェーンに膨大な量の取引をもたらすと予想されており、ソラナはレイヤー2の必要性に迫られています。
ソラナはこれまで、スピーディーな取引速度と手数料の安さを強みにしてきて、単一構造(レイヤー1)のブロックチェーンでスケーラビリティ(拡張性)に十分対応可能、レイヤー2は必要ないと考えられてきました。
しかしながら、Pump.funによるミームコインブームなどで、ソラナネットワークに取引が殺到すると、混雑による取引エラーが多発するようになりました。
そのため、ソラナが今後さらに成長していくためには、レイヤー2は不可欠だとする意見が多く出るようになっており、Solaxyが開発するレイヤー2への期待感が高まっています。
Solaxyは、DeFi(分散型金融)やWeb3ゲーム、トークンローンチ市場などで、ソラナの急成長をサポートできるポテンシャルを持っており、2025年にエコシステムを拡大する有望な銘柄として注目されています。
Solaxyの公式サイトは、X(旧Twitter)もしくはTelegramからご確認いただけます。