ブロックチェーンのセキュリティ事業を手がけるQuantstamp(クォントスタンプ)が国内展開を発表
2019/02/26・
Crypto Times 編集部
ニュース
ブロックチェーンやスマートコントラクトを担保するサービスを提供するQuantstamp(クォントスタンプ)が、クォントスタンプ・ジャパン合同会社を設立したと発表しました。
QuantstampはYコンビネーターや野村ホールディングス、本田圭佑選手の個人ファンド「KSK Angel Fund」からの支援・資金調達を受けているブロックチェーン企業で、ブロックチェーンのセキュリティ事業を主に手がけています。
独自のソフトウェアや機密情報監査サービスを通じて、これまでに5億米ドル以上のスマートコントラクトにおける取引額を担保したり、ブロックチェーン開発者が容易にセキュリティ監査を実施できるプロトコルの開発を行っています。
また、メンバーはソフトウェアセキュリティ、フォーマル検証(システムを数学的に検証)、静的解析(ソースコードを実行せずに解析)に精通しており、900以上もの博士論文に引用されています。
国内では、ブロックチェーンのコンサルティングやスマートコントラクトの監査・アドバイザリーのサービスを提供していくようです。
合同会社の設立について、Quantstamp Inc.の共同創業者・最高経営責任者であるリチャード・マ氏は「日本はデジタル決済における重要なマーケットであり、このテクノロジーを取り巻く関連企業からの興味関心はとても高いと考えています」と話しています。
記事ソース:日本上陸!サンフランシスコ発のテックベンチャーQuantstamp、ブロックチェーン・スマートコントラクトの担保を日本で本格展開