サッカーNFTファンタジースポーツ「Sorare」、ソフトバンク主導の約745億円分”大型”資金調達を正式発表
Crypto Times 編集部
NFTを使ったサッカーファンタジースポーツのSorareが、ソフトバンクが主導する出資グループからのシリーズB、6億8000万ドル(約745億円)の資金調達を正式に発表しました。
今年5月から噂されていた今回のSorareへの大型出資には、ソフトバンクを筆頭とする下記企業、ファンドが参加しています。
- SoftBank
- Atomico
- Bessemer Ventures
- D1 Capital
- Eurazeo
- IVP
- Liontree
- Benchmark
- Accel
- Headline 等
今回、最終的に決定したこの投資では、Sorareの企業価値は43億ドル(約4700億円)とされています。
Today marks a historic day for the sports, gaming and #NFT communities. 🚀
We’re announcing our $680M Series B to build the next giant in sports entertainment! 🔥#OwnYourGame⚽ pic.twitter.com/O8OfkKfeLF
— Sorare (@SorareHQ) September 21, 2021
これまでに調達した資金は、「雇用」「パートナーやアスリートとのマーケティングキャンペーン」「米国でのオフィス開設」等に使用されるとしています。
ソフトバンクグループインターナショナルのCEOでソフトバンクグループのCOOのマルセロクラウレ氏は、
“「(Sorareは)デジタル収集品とファンタジースポーツの2つの非常にエキサイティングな産業の交差点に位置している。 今年だけでもSorareの驚異的な成長から、世界中のサッカーファンがSorareが提供する「ゲーム内のゲーム」を熱心に待っていたことは明らかです」”
とコメントしています。
また、今回投資したAtomico、Bessemer Ventures、D1 Capital、Eurazeo、IVP、LiontreeはSoftbankと同じく、スタートアップへの投資は初めてであるとTHE BLOCKによると報じられています。
NFTプラットフォーム「Sorare」
現在約60万人の登録ユーザーを抱えるSorareは、2018年にパリを拠点として設立されたプロジェクトで、これまでに1億5000万ドル(約164億円)分のNFTカードを販売してきました。
Sorareはレアルマドリード、リバプール、ユベントスを含む180を超える人気サッカーチームから選手のライセンスを取得しています。
Sorare フランス代表グリーズマンのNFTカードが約1260万円で落札
記事ソース:THE BLOCK