ブラックロック、利回り型ビットコインETFを上場|年15%超の観測も

2026/06/17・

よきょい

ブラックロック、利回り型ビットコインETFを上場|年15%超の観測も

引用元: Thrive Studios ID / Shutterstock.com

ブラックロックのiSharesビットコイン・プレミアム・インカムETFが、ティッカー「BITA」として6月16日にナスダックへ上場しました。

この商品はビットコインの現物保有とは異なり、カバードコール(保有資産を対象にコールオプションを売る手法)を組み込み、ビットコインの値動きの一部を毎月の分配金に変える仕組みを採用しています。投資家は現物を直接持つか、利回りを得る代わりに上昇益の一部を手放すかを選べることになります。

BITAはスポンサー手数料0.65%、月次分配、6月9日の設定日で出発し、6月15日時点の純資産は1,065万ドルでした。運用戦略はビットコインと同社の大型ファンドIBIT(純資産500億ドル超)を直接保有しつつ、資産の約25〜35%にカバードコールを書くというものです。



ブラックロックの資料は固定利回りを約束しておらず、月次分配とビットコインの上昇の大部分への参加を目指すとしつつ、実際の参加度合いは変動しうると注記しています。市場では年率15〜25%の利回りと70%以上の上昇参加を見込む観測も出ていますが、これらは発行体による保証とは区別すべき数値とされています。

今後の焦点は需要と分配の実績にあります。初期の取引量は投資家がブラックロックによるビットコインの収入型商品を本格的に求めるかを示し、最初の毎月分配が金額面での実態を明らかにします。

次の本格的な上昇局面で、BITAの収入が有用な「変動の収益化」と感じられるか、それとも現物保有を利回りに見せかける割高な手段と映るかが試されることになりそうです。

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