CME、無期限先物の承認めぐりCFTCを提訴|規制対立が表面化

2026/06/18・

よきょい

CME、無期限先物の承認めぐりCFTCを提訴|規制対立が表面化

引用元: Pamela Brick / Shutterstock.com

世界最大の先物取引所運営会社CMEグループが、商品先物取引委員会(CFTC)による無期限先物契約の承認をめぐり、同委員会を提訴する方針を明らかにしました。CMEのテレンス・ダフィー最高経営責任者(CEO)は、提訴を木曜日に行うとしています。

ダフィーCEOは、無期限先物はドッド・フランク法の下でスワップに分類されるべきであり、これが訴訟の根拠になるとの考えを示しました。CFTCは先月、ビットコインの無期限契約を先物契約として扱い予測市場カルシの申請を承認したほか、コインベース・ファイナンシャル・マーケッツに対しても不訴追の方針を示していました。

無期限取引は近年人気を集めていますが、規制の不透明さから、その取引の大半は米国外で行われてきました。



ダフィーCEOは今月初めの会議でも、CFTCによる無期限先物の承認、特にCME上場市場と比べて高いレバレッジに懸念を表明していました。商品を理解していない人々が本来関わるべきでない契約から弾き出される事態を見たくないと述べ、契約の設計に深刻な懸念を抱いていると語っています。

ダフィーCEOはまた、現在の市場の動きが2008年の金融危機前夜と似ているとも指摘。住宅市場が予測市場などの投機市場に取って代わられており、これは待ち受ける災難になりかねないとの見方を示しています。

2027年3月に退任予定の同氏は、この問題を軽視しておらず必要に応じて前進していくとの姿勢を示しています。デリバティブの規制範囲をめぐる議論が、今後さらに活発化しそうです。

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