緊縮派の新FRB議長下で初の高インフレ、ビットコイン価格は軟調

2026/06/01・

よきょい

緊縮派の新FRB議長下で初の高インフレ、ビットコイン価格は軟調

米国の4月個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比3.8%上昇し、2年ぶりの高水準となりました。FRBの目標2%のほぼ2倍に達しています。一方、コアPCEは3.3%、月次のコアは0.2%と予想を下回り冷え込みました。

この複雑な数字をビットコインは問題と捉え木曜の発表後に7万3300ドル付近まで下落し、週末を通じて7万3000ドル近辺で推移しました。過去1年で約30%の下落となります。

今回の報告が重みを持つのは、ジェローム・パウエル氏の後任として就任したケビン・ウォーシュFRB議長の任期下で初の大きなインフレ高進となったためです。ウォーシュ氏はインフレ抑制と引き締め志向で知られています。



PCEは家計の支出を幅広く測る指標でFRBが2%目標の基準とするものです。インフレ高進は利下げの可能性を下げ実質利回りを高止まりさせ、ドル高を招きます。これが収益を生まない資産であるビットコインへの投資意欲を削ぐ流れとなります。FedWatchにおける6月17日の会合での金利据え置きの確率は98%を超えています。

ビットコインETFも9日連続で資金流出し、5月28日にはさらに2億2900万ドルが流出。月次の数字は「インフレが冷え込みつつある」と示し、年次の数字は「流動性は夏まで逼迫」と示す中、ビットコインは厳しい板挟みの状態に置かれることになりそうです。

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