キオクシア株は底打ちか?9月30日マイクロン決算が試金石に

2026/09/17・

よきょい

キオクシア株は底打ちか?9月30日マイクロン決算が試金石に

AI向けメモリ需要を追い風に急騰したキオクシアホールディングス(285A)の株価が、調整局面を続けています。6月22日に上場来高値の11万2700円を付けた後、7月29日には一時3万7650円まで下げ、足元は5万円前後で推移しています。

一方で業績は好調を保っており、株価の下落は短期間の急騰に対する利益確定売りという側面が指摘されています。

同社の2027年3月期第1四半期は生成AI向けデータセンター需要を背景に売上収益が前年同期比415.5%増の1兆7671億円、営業利益は1兆2700億円と過去最高水準で着地しました。強気の見方は依然として多いものの、株価はそれに追随していません。

市況面では価格上昇のペースが鈍り始めています。台湾の調査会社トレンドフォースによると、2026年第2四半期の契約価格はDRAMが前四半期比58〜63%、NAND型フラッシュメモリが70〜75%の上昇でしたが、第3四半期はそれぞれ13〜18%、10〜15%にとどまる見通しです。供給逼迫は続く一方、相場は急騰局面から高値維持の局面へ移りつつあります。

次の注目材料は、米マイクロン・テクノロジーが9月30日に発表する2026会計年度第4四半期の決算です。同社は売上高を中央値で500億ドルとする強気の見通しを示しており、その達成度と2027年の供給計画がメモリ市況の先行きを測る材料になります。半導体のスーパーサイクル論が続くかどうかを占う一日になりそうです。

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