キオクシア1万円割れ、テキサス州知事選で民主党優勢が影響か

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キオクシア1万円割れ、テキサス州知事選で民主党優勢が影響か

11月4日の東京株式市場で、キオクシアホールディングス(285A)の株価が取引時間中に1万円を割り込みました。午前の終値は前営業日比1310円安(11.55%安)の1万35円です。日経平均株価も午前終値が2246円50銭安の6万835円36銭と大幅に続落しました。取引時間中の6万1000円割れは7月29日以来となります。

キオクシアは10月30日、10〜12月期の営業利益見通しを1兆9950億円と公表。7〜9月期とほぼ同水準で、市場予想を下回ったことが売りにつながったと見られています。同社はこの見通しに、為替による550億円のマイナス影響を織り込んだとしています。想定為替レートは1ドル=157円です。

株価下落の理由としては、3日に投開票された米中間選挙で民主党優勢との見方が広がり、AI・半導体株への売りが加速した可能性が指摘されています。特に注目されているのがテキサス州知事選で、データセンター建設の一時停止(モラトリアム)を訴える民主党のジーナ・イノホサ氏が、開票途中で現職のグレッグ・アボット氏をリードしています。

同州で規制強化が進めば、AIインフラ投資の逆風になるとの懸念が意識されたと見られます。なお、アボット氏自身も8月に一部データセンターの承認を一時停止していました。ただし、4日昼の時点で勝敗は確定していません。

キオクシアの株価は、6月の上場来高値(株式分割考慮後で約3万7500円に相当)から大きく水準を切り下げています。後場に入ると、日経平均の下げ幅は一時2700円を超えました。AI投資の持続性への不安が、決算と選挙を機に表面化した形と言えます。選挙結果が確定するまで、値動きの荒い展開が続きそうです。

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