取引は再開もビットコインの払い戻しは停止|Liquid問題の現在地
よきょい
SideSwapは9月10日、Liquidネットワークのブロック生成再開を受けて全市場の取引を再開しました。一方でLiquidフェデレーションによるペグアウト(L-BTCをビットコインへ戻す手続き)は停止したままです。
9月10日時点のオンチェーンデータでは、L-BTCの発行量が4,229、フェデレーションの準備金が3,601BTCで、カバー率は約85%、差分は約627BTC相当となります。SideSwapが示した同日の別時点の数値は4,205と3,597で、カバー率は約85.5%でした。
ペグアウトが停止している間は、割安なL-BTCを買って償還する裁定取引が機能しません。そのため価格が額面に近づいても、それは裏付けの証明ではなく回復への期待を示す指標にとどまります。ElementsはPoolのproof-cacheを強化したバージョン23.3.4を公開し、Blockstreamは必要なノード更新の適用を済ませたとしています。
BlockstreamのアダムバックCEOはペグの1対1カバーに言及しましたが、資金源や時期は示されていません。保有者にとっては、フェデレーションによるペグアウト再開の告知と、利用する事業者ごとの償還手順の確認が当面の判断材料になりそうです。
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