ストラテジー社の優先株が過去最安値、保有BTC売却の懸念も
よきょい

引用元: Robert Way / Shutterstock.com
ビットコイン財務企業として知られるストラテジー社で、資金調達の要となってきた優先株に変調が生じています。
同社は変動利率の永久優先株「STRC」を、ビットコイン購入や事業運営の資金を支える柱と位置づけてきました。投資家に安定した配当を支払う代わりに資金を集める仕組みで、同社の資本戦略において重要な役割を担っています。

STRC – Tradingview
ところがそのSTRCは、額面100ドルを約20%下回る80.26ドルの過去最安値まで下落しました。資金調達の生命線である優先株が額面を割り込んだことは、市場が同社の配当維持能力に疑問を抱き始めたことを示唆します。
背景には配当負担の急増があります。分析会社CryptoQuantによると、同社の優先株配当の年間負担は2026年初めの約3億ドルから12億ドルへと急増し、現金準備は年初から38%減少しました。
CryptoQuantは現状の配当負担を踏まえ、現金準備と配当カバー率を回復するまでビットコイン購入を停止すべきだと指摘しています。
とりわけ市場で警戒されているのが、配当負担に耐えきれず同社が保有ビットコインの売却に踏み切る可能性です。これは市場に大きな売り圧力をもたらしかねないと危惧されており、相場全体のリスク要因として危険視される展開になりそうです。
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