匿名の原告が46.6兆円請求、サトシのビットコインに異例の訴え

2026/05/30・

よきょい

匿名の原告が46.6兆円請求、サトシのビットコインに異例の訴え

ニューヨークでビットコインの創設者サトシ・ナカモト氏に関連するものを含む、最も古い休眠ウォレット群を「遺失物」として扱い、1件あたり10ドル未満の価値しかないと主張する訴訟が起こされました。

訴状は、ノア・ドウと名乗る匿名の原告とワイオミング州の2法人に3万9069のビットコインアドレスの法的所有権を認めるよう州裁判所に求めています。これらのアドレスは合計で約380万BTCが保有されています。

対象には、サトシ氏に関連するとされる「Patoshiパターン」のアドレス約2万1923件(約109.6万BTC保有)のほか、2011年のMt.Gox流出に関連するとみられる7万9957BTCのウォレットも含まれています。盗難・係争中とされる資産が放棄を理由とする請求に含まれる点は、原告側の理論を複雑にしていると指摘されています。



市場アナリストは、仮に原告が勝訴しても1サトシも動かせないと強調しています。これは取引に必要な私有鍵を生成できないためです。ただし、本来の所有者がコインを規制された取引所などへ移動させた場合、裁判所命令を用いて口座凍結を迫る「法的な武器」となり得るとされています。

Galaxy Digitalのアレックス・ソーン氏は、疑わしい10ドル評価に基づき匿名の当事者に2935億ドル(約46.6兆円)相当の所有権を認めるのは異例だと述べており、今後の司法判断が注目されることになります。

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