ステーブルコイン企業がチェルシーの胸スポンサーに|プレミアで初
よきょい
引用元: Yarrrrrbright / Shutterstock.com
ドル連動ステーブルコイン「USDC」を発行するサークル社がプレミアリーグのチェルシーFCとプリンシパルパートナー契約を結び、2026/27シーズンから胸スポンサーになると発表しました。
USDC 🤝 @ChelseaFC
USDC is coming to global football.
Beginning with the 2026/27 season, USDC will appear on the front of Chelsea’s Men’s, Women’s, and Academy shirts.
A trusted digital dollar built for global reach, now on one of football’s biggest stages.
The global game.… pic.twitter.com/nRivUqemcz
— USDC (@USDC) August 28, 2026
「USDC by Circle」のブランドは男子・女子・アカデミーの3チームのシャツに掲出され、初お披露目は8月30日のブライトン戦です。仮想通貨関連の金融サービス企業がプレミアリーグのクラブで胸スポンサーを務めるのは、今回が初めてとされています。
チェルシーの胸スポンサー枠は約3年間空いたままでした。契約金額は両者とも公表していませんが、同クラブが年6,500万ポンド(約8,800万ドル)を目標にしていたとされます。参考として、マンチェスター・シティの袖スポンサーであるOKXの契約は2023年時点で年7,000万ドル規模とされていました。
注目したいのは、この契約に決済の要素が含まれていない点です。両者の発表にはチケットやグッズの購入にUSDCを使えるようにするといった内容はありません。サークルのキャンペーンページはUSDCが英国法の下で発行・規制されているものではなく、今回のスポンサーシップは仮想通貨の取得・保有・取引や金融サービス利用の勧誘ではないと明記しています。
つまり今回の契約はブランド露出に用途を絞った設計です。金融商品の勧誘とみなされないよう線引きしたうえで、仮想通貨に触れたことのない層へ「USDC」という名称そのものを届ける狙いがうかがえます。
ステーブルコインが法の枠組みの下で制度に組み込まれつつある局面で、競争の軸が技術や利回りから認知度へ移りつつあることを示す一例になりそうです。
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