スポーツ賭博・予測市場・ミームコイン、仮想通貨規制の線引きはどこに?
よきょい

米国民が合法ギャンブルで失う金額が2026年に2,500億ドルを超え、過去最高になるとの分析が公表されました。損失額は新型コロナ流行開始以降67%増加し直近1年だけでも8%増と、2000年から2020年までのどの期間よりも速いペースで拡大しているとされています。この数字にはカジノとスポーツベットのみが含まれ、予測市場や仮想通貨取引、株式オプションを通じた投機は含まれていません。
米国ゲーミング協会によれば、2025年の商業ゲーミング収益は過去最高の787.2億ドルに達しました。一方、予測市場のPolymarketとKalshiの2025年の取引高は合計380億〜390億ドル規模とされ、ゼロデイオプションなど短期投機も記録的な水準に拡大しています。
問題視されているのは、経済的にはほぼ同一の行為が法的カテゴリーによって全く異なる扱いを受けている点です。スポーツベットは州のギャンブル規制、予測市場は米商品先物取引委員会のデリバティブ規制の下にあり、スポーツベットが違法な州の住民でも予測市場アプリを通じて試合結果に近い経済的ポジションを取れる状況が生まれています。ミームコインに至っては、実質的な規制がほとんど及んでいないとの指摘もあります。
リスクの実態ではなく法的カテゴリーで規制が決まる現状の枠組みは、今後の司法判断で見直しを迫られることになりそうです。
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