YouTube広告収入が12%増も、視聴者への還元という課題残る
よきょい

引用元: Juan Alejandro Bernal / Shutterstock.com
アルファベット傘下のYouTubeが2026年第2四半期の広告収入として110億6000万ドルを計上しました。前年同期比12.6%増で市場予想の108億ドルを上回っています。これはサブスクリプション収入を含まない数字で、2025年通期のYouTube全体の収入は600億ドルを超えていました。
Don’t feel guilty about blocking ads. https://t.co/vGIbkA1bkf
— Brave (@brave) July 22, 2026
この決算を受けて、仮想通貨関連ブラウザを手がけるBraveが公式Xで「広告をブロックすることに罪悪感を覚える必要はない」と投稿し、話題を集めました。プラットフォーム側の広告収入が二桁成長を続ける一方で、その原資となる利用者の「注目」に対する対価は支払われていないという同社の主張を、決算数字に重ねた形とみられています。
Braveのブラウザは既定で広告とトラッカーを遮断し、利用者が任意で参加する仕組みを別に用意しています。
Braveの「Brave Rewards」は、参加した利用者がプライバシー配慮型の広告を閲覧することで、独自トークンBAT(ベーシック・アテンション・トークン)を受け取れる仕組みです。受け取ったBATはカストディ事業者の口座か自身のウォレットに接続することで引き出せるほか、支援したいサイトや配信者に送ることもできるとされています。
YouTube側もブロックチェーン決済との接点を持ち始めています。2025年12月、同社は米国のクリエイターを対象に、収益をペイパルのステーブルコイン「PYUSD」で受け取る選択肢を追加しました。
利用者への直接還元とクリエイターへの支払い手段の効率化、両者が向かう先は異なりますが、既存の広告収益モデルにブロックチェーンがどこから入り込むのかを示す対照的な事例といえそうです。
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