Slash AMA Vol.2 内容まとめ

2023/05/26・

boarding bridge

Slash AMA Vol.2 内容まとめ

AMA主催・記事執筆:TakmanKid

DEX(分散型取引所)の流動性を活用したweb3決済ソリューション「Slash」の日本AMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。
bbで2回目となる今回のSlashのAMAでは、先日発表されたZoomexとのキャンペーンに関する話題を中心に、トークセッションを行いました。
以下は、AMA後のアップデートを含む内容の要約です。

AMA概要

・日時:5月16日(火)21:00 JST
・場所:bb Discord
・Giveaway:$100 x 5名
・参加者:3088名

スピーカー

Shin|Slash CEO
Tokio|Slash BD
Kakachi|boarding bridge
TakmanKid|モデレーター
(敬称略)

参考:Slash AMA Vol.2

AMAセッションの要約

トピック

簡単なプロジェクト概要と現在のチームメンバーの紹介をお願いします。

CEO: Shin
CTO: Yagi ex-AWS、インフラからフロントまで全部みて〜12名の開発メンバーを仕切るSlashの守護神
開発:12名BD、コミュニティ:8名

半分ほどが外国人で、チームでは英語か日本語のコミュニケーションとなってます。Slash Paymentsもよりパワーアップし、Slash Vaultsという新しいプロジェクトも近日ローンチ予定です。

今回の様なキャンペーンをどんどん行っていくため、採用も積極的に進めています。

特に、手を動かしながらプロダクトの指揮を取れるフルスタックエンジニア、クライアントに寄り添ってテクニカルサポートをできるクライアントサイドのエンジニア、Defiに詳しくてTokenomicsの設計経験のあるResearcherの方などを探してます。フルタイム、パートタイム、リモートなど、どんな形でもOKです。公式Twitter、Discordへご連絡ください。(現在は、チームのコアタイムはアジア時間です。)

取引所ZoomexでSlashが実装されたキャンペーンについて教えてください。

・Slashを入金手段として導入頂いたZoomexと4つの特典を含むキャンペーンを実施中です。

特典1:初回入金で200%ボーナス(先着500名)

Zoomexにて請求可能です。(終了)

特典2:既存・新規とも100ドル相当以上の入金でGalxe OAT

Slash OATキャンペーン | Galxe

・$100以上 Slash入金OAT
・$500以上 ブロンズ
・$1000以上 シルバー
・$2000以上 ゴールド

(2000入金で全て獲得可能)

遅くともアクションの次の日には、SlashのGalxeページでミントすることができます。

キャンペーンの途中で出金してもOATは取得可能です。

特典3:Slash初回入金を完了したユーザーの中から上位100名のトレーダーにGalxe OAT

・取引高51位〜100位:プラチナ
・取引高11位〜50位:ブラック
・取引高1位~10位:ダイアモンド

キャンペーン終了後にデータを集計するため、キャンペーン終了日の31日から4営業日後にMint可能となります。

こちらはは6月の4営業日まで出金不可です。

注意事項

・特典2は、キャンペーン途中で出金してもOATの取得が可能です。

・特典3は、6月の4営業日まで出金不可です。

・OATは海外在住も受け取ることができます。しかしVPNなどの利用は取引所で違反になる可能性もあるので非推奨です。

・入金が完了しても、OATを取得していないと今後のSlashエアドロップの対象にはなりません。ご注意ください。

参考:Slash × Zoomexキャンペーン

シンプルにお聞きします。どうしてZoomexだったのでしょうか?

Slash Payment × Galxe | Slash Twitter

「河北さんが可愛かったから!!!❤️」

というのは冗談ですが、Slashのサービスをオンラインで広く使える機会を模索しており、Zoomexという新しい取引所とのキャンペーンは、お互いの認知を広げるいい機会となりました。

Zoomexは韓国ユーザーが多く、Bybitと同じ流動性を使用するデリバティブ対応の取引所ですが、入金できるトークンの種類が少ないです。一方、Slashの決済システム上で物を買うという心理的ハードルは高く、CEX(中央集権方取引所)への資金移動は、心理的ハードルを下げてSlashの利用者を増やすいい機会になると考えました。

今回のキャンペーンで、海外在住者に対するメリットやOATによるエアドロップはありますか?

OATは日本限定ではないため、みなさん獲得可能です。(VPNは弾かれる可能性があるため、通常利用を推奨します。)
Zoomexの200%特典とトップトレーダー特典は日本ユーザー限定ですが、OAT獲得は制限してないため、Slash入金により$100、500、1000、2000の条件を満たせば請求可能です。

Slashを利用するメリットは本来、アルトコインでの支払いをより簡単に早くするというところです。例えば、Zoomexで入金する際に、DeFiで稼いだトークンをそのまま入金することができます。BNB、Polygon、Ethereumに対応しており、ブロックチェーン間のブリッジを必要としません。
こういう機能が欲しいといったフィードバックは常に歓迎です。

今後もCEX(中央集権型取引所)でのSlash実装を増やしていく予定ですか?

はい。ZoomexやBybitのようなデリバティブ取引所とは相性が良いはずです。現物を多く取り扱っている海外の取引所では、そのままトークンを送ることができるため、別の形で関わっていく事になるかと思います。
取り扱いトークンの制限が多い国内取引所でも、可能であれば実装していきたいです。

日本のパートナーでは、Zaif、SBペイメントサービスとのPRが本日公開されました。

Slash × Zaif × SB Payment Service | Slash Twitter

Slashの技術を使って新しい決済ソリューションを展開していきます。

トップアップ以外にも、取引所との関わり方は色々と考えられます。また取引所への入金と同じように、オンラインサービスのトップアップには相性が良いと考えています。国内外問わず、ゲーム会社やFX会社の導入検討が多いです。

将来、決済が日常的に利用できるよう、日本円への換金ができるサービスも構築中です。Slashとしては、日本の取引所にも展開していきたいと考えており、みなさんの声が必要です。

さらに、Shopifyに導入するケースも進めており、すでに2、3店舗でテストサービスを行っています。
クリプト経済圏の発展を、Slashとしても目指していきたいです。

ユーザーが増えた際に、決済スピードは保てますか?

Slashは2023年初期にリファクタリングを行い、大規模なトランザクションに耐えられるよう開発しているため、今後も大丈夫です。

bbで行われた前回(2022年11月)のAMAから、どのような変化がありましたか?

リアル店舗(バー、シーシャバー、お寿司屋さん、居酒屋など)への実装は現在でも行っていますが、店舗でのクリプト決済はまだアーリーフェーズにあります。これについてはZaif、SBペイメントサービスとの提携を機に、長期で攻めていきます。
オンラインサービスのトップアップなどに関する課題の方が多く、ボリュームも大きいため、スタートアップらしく愚直に問題を解決していく方針です。

リアル店舗での決済に課題はあるものの、比較的スムーズに行われており、未来の問題解決に向けて仕込んでいきます。
PayPay決済のような気持ちよさにSlashを置き換えるより、そうした決済システムに資金移動できるポジションをSlashとして確立したいです。

またマネーロンダリング対策として、ChainAnalysisを近々導入予定です。

Slashは、運営の利益はどのように確保しますか?

円への換金時に手数料を頂くため、基本的に加盟店から手数料は取りません。またスプレッドで手数料を取っています。ボラティリティがある場合、決済が通らないことがありますが、間違いのない金額をスプレッド手数料として取り、Slashの運用に活用されます。

トークンのエアドロップについて詳しくご説明いただけますか?

2024年1月にトークンローンチを予定しています。日本国内だけでなく、グローバルでOATを発行して流動性を作り、認知を広げていくつもりです。今後はBybitにもSlashを導入したいと考えているため、みなさんのお力をお貸しください。

「BybitのShunさんに、Slashのハッシュタグと一緒にメンションしてください!笑」

ロードマップの進行具合や、エアドロップを含むトークノミクスについて教えてください。

ホワイトペーパーにもありますが、$SVLトークンを買った場合にNFTをタイムロック(4年間MAX)するSlash Vaultを6月中にローンチ予定です。Vaultにはveエコシステムを採用し、veSVL(移動できないトークン)によるガバナンスが有効となります。vsSVLの保有者には、Slashの手数料からwBTCでリワードを分配する予定です。Slashの利用者が少なく手数料額が低い場合でも、SVLのアロケーションの10%を配布する通常のステーキングが採用される予定です。

White Paper | Slash

Slash Vaultでは、BAYCやAzukiといったNFTを金庫として利用するシステムを考えています。タイムロックしている場合にも、自分はveSVLを保有したまま、他者にそのNFTとSVLを販売することができます。このDeFiシステムにより、Slashを利用してくれている貢献者に価値のあるSVLトークンを配布し、着実にエコシステムを構築していきます。

今後ローンチ予定の「Alice NFT」や、その他Slashと提携したNFTにおいては、Vaultを使用した際にブーストがかかるようにし、通常のステーキングよりも報酬が高くなる予定です。

Alice NFTの総発行枚数は10,000ですが、初期流通枚数は2000となる予定です。

「今後ホワイトリストプロモーションを行っていくので必ずゲットしてください!」

まとめ

以上がSlash AMA Vol2のまとめです。

SlashとZoomexのキャンペーンでは、2023年5月30日までGalxeでOATが取得可能です。

Alice NFTやSlashVaultなど、今後の取り組みにも注目していきたいところです!

今後のアップデートに関しては、公式ウェブサイトならびに各ソーシャルメディアをご確認ください。

関連リンク

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