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バイナンス、預かり資産が1週間で約1.23兆円減

バイナンス、預かり資産が1週間で約1.23兆円減

大手仮想通貨取引所バイナンスの預かり総資産が直近1週間で88.7億ドル(約1.23兆円)減少しています。

データプラットフォームDeFi Llamaによると、上記数字は同プラットフォーム上での1週間における総資産の減少幅として今年最大となっています。

上記状況の中、現在のバイナンスの総資産は553億ドル(約7.7兆円)で、1月上旬の直近半年間における最低額543億ドルを上回っています。

今月6日、米国証券取引委員会(SEC)はバイナンスやバイナンスUSの運営会社、創設者兼CEOのChangpeng Zhao氏を証券法違反等の理由で提訴しました。

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その後、バイナンスUSでOTC取引サービスや米ドルによる預金が停止され、出金も近日中に一時停止される予定であることが発表されています。

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バイナンスは昨年11月にユーザーの資産に対する取引所内の準備金を示す「プルーフ・オブ・リザーブ(PoR)」制度を導入しました。

現在同取引所内で扱われるBTC、ETH、BNB、USDT、BUSD、USDCなど28通貨について、顧客資産の総額と取引所内で保管される資産総額が公開されており、最新情報(6月1日時点)では全通貨の準備金の数字が顧客資産を上回っています。

今年2月、上記PoRシステムでマークルツリーとゼロ知識証明を活用した技術zk-SNARKsを組み合わせたアップグレードが実施。バイナンスの準備金を検証するためのプライベートで安全な方法の提供が可能となったとされています。

記事ソース:DeFi Llama
画像出典元: Sergei Elagin / Shutterstock.com

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