仮想通貨VC新ファンド数、5年半ぶり低水準に急減

仮想通貨VC新ファンド数、5年半ぶり低水準に急減

仮想通貨・ブロックチェーン領域へのベンチャーキャピタル投資が2026年第1四半期、明確に減速しました。Galaxy Researchが5月28日に公開した最新レポートによれば、新規ファンド調達額はわずか約1,760億円(約11億ドル)にとどまり、ファンド本数はわずか8本。これは2020年第3四半期以来、5年半ぶりの低水準となります。



総投資額は約6,400億円(約40億ドル)で355件のディールに分散。前四半期比でほぼ半減した形ですがディール件数の落ち込みは16%にとどまっており、減少の主因はQ4 2025に集中した大型レイトステージ案件の消失にあるとGalaxyは指摘しています。シード・プレシード級の小規模ラウンドは引き続き機能しているものの、新規ファンド調達そのものが歴史的低水準まで冷え込んでいる点が投資家への重要なシグナルと言えるかもしれません。

Galaxyは「過去のサイクルではBTC価格とVC活動には高い相関があったがその関係は明らかに弱まっている」とコメント。ビットコイン現物ETFからは5月だけで累計20億ドル超が流出しており、リスク資産としての位置づけが機関投資家のなかで静かに見直されている可能性があります。

資金の集中先は明確でトレーディング・取引所・投資・レンディング領域が約4,160億円(約26億ドル)を吸収し、全体の約6割を占有。次いでウォレット、インフラ、トークン化、AI、ペイメント、コンプライアンス関連が続きます。地理的には米国がディール数で43.5%、投資額で70.2%を獲得し、その支配力をさらに強めています。

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記事ソース:Galaxy Research

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