メタが予測市場アプリ「Arena」開発へ、240億ドル市場狙う

2026/06/25・

よきょい

メタが予測市場アプリ「Arena」開発へ、240億ドル市場狙う

引用元: Valeriya Zankovych / Shutterstock.com

ct analysis

メタのマーク・ザッカーバーグCEOが少人数のチームに予測市場アプリの開発を指示したことが判明しました。「Arena」と内部で呼ばれるこのアプリは、政治・スポーツ・世界情勢の結果をポイントを使って予想する仕組みとされます。

予測市場には実需と実績ある利用者基盤があります。KalshiとPolymarketの月間取引高は2026年に合計約240億ドルに達し、年間取引高は1,300億ドルを超える見通しとされます。

メタは過去にもInstagramの「ストーリーズ」やReelsなど他社の人気フォーマットを取り込み、4月時点で1日あたり35億6,000万人という圧倒的な利用者規模を武器に成功を収めてきました。Arenaも同じ手法をなぞる形になります。



一方で、メタが直面する最大の壁は信頼の問題だと見られています。同社のReality Labs部門は2024年に177億ドル、2025年に192億ドルの営業損失を計上し、メタバース関連の累積損失は約900億ドルに達しました。

さらに予測市場には規制リスクも伴います。米商品先物取引委員会(CFTC)は2026年4月、予測市場をめぐる初のインサイダー取引提訴に踏み切っており、メタの参入は規制当局の標的になりやすいとされます。

メタは2020年にも「Forecast」というポイント制の予測アプリを立ち上げましたが、2022年に閉鎖した経緯があります。今回のポイント制設計は当面は賭博規制を回避しつつ社会的な予測の場を広げる狙いがあると見られます。

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