GENIUS法の規則期限まで1週間、ステーブルコイン選別の節目

2026/07/11・

よきょい

GENIUS法の規則期限まで1週間、ステーブルコイン選別の節目
ct analysis

米国のステーブルコイン規制法「GENIUS法」を巡り、規制当局は2026年7月18日までに実施規則を策定する必要があります。この期日は同法成立から1年となる規則制定期限であり、どの発行者が米国市場で活動できるかを左右する重要な節目とされています。

同法は原則として、「認可された決済ステーブルコイン発行者」以外による発行を禁止しています。米通貨監督庁(OCC)が2月に公表した規則案は、国法銀行の子会社や外国発行者、連邦資格を求めるノンバンク、州資格の発行者まで幅広く対象としており、申請や監督、準備金、償還、カストディなどを一つの枠組みに収める内容となっています。



さらに財務省のFinCENとOFACによる提案では、認可発行者は銀行秘密法(BSA)の対象となり、マネーロンダリング対策や制裁遵守の義務が課される見通しです。外国の発行者には登録や相互協定の締結が、州資格の発行者には連邦制度と実質的に同等の州規制が求められます。

連邦や財務省の規則が未完成のままでは、州制度の同等性の判断も難しくなります。影響を受けやすいのはこれから参入を目指す新規申請者や外国発行者であり、7月18日までに一貫した規則が整うかどうかが、米国ステーブルコイン市場の競争環境を左右することになりそうです。

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