SKハイニックス、米上場で4兆円調達|マイニングのAI転換続くか

2026/07/11・

よきょい

SKハイニックス、米上場で4兆円調達|マイニングのAI転換続くか

引用元: Sundry Photography / Shutterstock.com

ct analysis

韓国の半導体大手SKハイニックスが7月10日、米ナスダック市場に米預託証券(ADR)を上場し265億ドル(約4兆円)を調達しました。初値は170ドルと公募価格の149ドルを14%上回り、米国外企業による米国上場としては過去最大規模になったとされています。生成AIの駆動に欠かせない広帯域メモリー(HBM)で世界首位の同社に対する、投資家の期待の高さがうかがえます。

調達資金は韓国内での半導体増産に充てられます。HBMを製造する龍仁市の建設中の工場や組み立て工程を担う清州市の工場などが対象で、6月末には韓国南西部に計400兆ウォン(約42兆8,000億円)を投じて2工場を建設する計画も発表されています。



大型調達の背景には、工場新設コストの急騰があります。龍仁の4工場の投資総額は当初計画の約120兆ウォンから600兆ウォンへと、7年ほどで5倍に膨らんだとされています。高額なEUV露光装置の導入に加え資材や人件費の上昇が要因で、サムスン電子も計400兆ウォンの国内投資を、米マイクロン・テクノロジーも2035年までに2,500億ドル超の投資を打ち出しています。

AIインフラへの投資は半導体にとどまらず、データセンターや電力分野にも広がっており、仮想通貨マイニング企業がAIデータセンター事業へ進出する動きも見られています。巨額の資金が集まり続ける現状は、AIブームが当面続くことを示唆していると言えそうです。

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