ステーブルコイン規制まで3カ月切る|申請だけでは発行継続不可
よきょい
米通貨監督庁(OCC)は10月21日、GENIUS法(米国のステーブルコイン規制法)の施行に向けた手続きを示しました。承認待ちの既存発行者が、施行日の2027年1月18日以降も発行を続けるための適用除外(ウェーバー)の申請方法です。
同日にはGENIUS法の最終的な規則の枠組みも公表され、規則も同じ日に施行されます。OCCは、承認申請を出しているだけでは施行後の発行継続は認められないとしています。
OCCは施行日までに実質的に完全な申請を提出し、書面でウェーバーを求めた米国内の既存発行者には原則として事前承認の免除を認める考えです。ただし審査でより重大な理由が見つかれば拒否することもできます。猶予期間は施行日から最長12カ月で、個別の事情に応じて必要な期間に限られます。そのため申請者は1年間の猶予を前提にはできません。
10月22日時点でOCCの申請窓口はまだ開いていません。申請書式について行政管理予算局(OMB)の最終承認を待っているためで、受け付けの開始は報道発表とウェブサイトで告知されます。また米国でまだ事業を始めていない発行予定者については、一般的に適用できる猶予の理由は見当たらないとしています。
OCCは窓口が開けば対象者はできるだけ早くウェーバーを申請するよう求め、原則として1月18日までに判断するとしています。期限内に申請していてもウェーバーが認められないまま発行を続ければ、事前承認の要件に違反する恐れがあります。
施行まで3カ月を切るなか、既存の発行者は申請準備を急ぐことになりそうです。
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