米株トークンでUSDC借入が可能に、Aaveに潜む「週末リスク」

2026/09/28・

よきょい

米株トークンでUSDC借入が可能に、Aaveに潜む「週末リスク」

Aaveは9月25日から、Base上の市場でコインベースが発行する株式トークン7銘柄をUSDC融資の担保として受け入れています。Aave Labsは同日、一時停止が解除されV4の「Equities Hub」が稼働したと発表しました。

対象はアップル、アマゾン、グーグル、メタ、マイクロソフト、エヌビディア、テスラに連動するトークンで、担保専用です。借入上限は2100万ドル、USDC供給上限は3200万ドルで、いずれも実際の残高を示すものではありません。

焦点は価格情報の空白です。チェーンリンクの株価連動フィードは、米東部時間の金曜20時から日曜20時まで、および米市場の祝日に最後の価格を保持します。その間も借入や清算、トークンの売買は続くため、週末の株価変動は日曜夜のフィード再開時に一度に反映されます。

リスク評価を担うLlamaRiskは、担保係数を65〜79%、清算ボーナスを最大5.5%に設定しました。過去の時間外の株価変動や年24%の借入金利などを想定した設計ですが、過去にない規模の下落までは保証できないとしています。9月17日時点で、2%の価格影響で売却できる規模は各トークン約27万〜108万ドルにとどまっていました。

清算で担保を回収しきれなければ、不良債権は参加を選んだUSDC供給者が負うことになります。実際の損失は確認されていませんが、週明けの価格差と流動性次第でリスクが表面化する可能性があり、今後の運用状況が注目されそうです。

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