担保が健全でも清算?米大手取引所のBTC担保ローンの落とし穴
よきょい
海外取引所コインベースが新たに提供を始めたビットコイン担保の固定金利USDCローンでは、満期後に返済が済んでいない場合、担保の状態が健全でも清算の対象となる仕組みが採用されています。この商品はMorphoが9月22日に発表したもので、金利と返済期日が契約時点で固定されます。
ローンは固定金利型レンディングプロトコル「Morpho Midnight」を基盤としています。コインベースは、満期までに全額を返済しなければ清算対象になると説明しています。Morphoのルールでは満期の時点ではまだ清算できませんが、期日を過ぎて債務が残っていれば、LTV(担保に対する借入額の比率)が健全でも清算人が債務を返済して担保を受け取れるようになります。
担保価値の下落などで清算基準を超えた場合は、満期前でも清算される可能性があります。コインベースは満期の7日前、3日前、24時間前にリマインダーを送るとしていますが、早期に返済しても利息は減りません。既存ローンを固定金利と変動金利の間で切り替えることもできず、変動金利型には返済期日がありません。
対象はニューヨーク州を除く米国の認証済み顧客で、英国でも一部で利用できます。固定金利はコストの見通しを立てやすくする一方、ビットコイン価格とは別に返済期日という管理項目が加わるため、借り手には満期日と返済総額の事前確認が求められそうです。
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