仮想通貨投資ファンドへの資金流入、過去3ヶ月で1兆7700億円以上に
hapi
ビットコインのETF承認を皮切りに、投資家による資金流入が増加しています。
デジタル資産運用・調査会社であるCoinSharesの調査によると、BlackRock、Fidelity、ProShares、21Sharesなどの暗号資産ファンドに対する資金流入額は2024年に入りわずか3か月で120憶ドル(1兆7744億58000万円)に到達しており、これは過去最高値を記録していた2021年の年間の資金流入額である106億ドル(1兆5674億4320万円)を上回っていると報告されています。
以下はCoinSharesの調査責任者であるJames Butterfill氏の投稿です。
Digital Assets ETFs/ETPs have smashed the 2021 record, with inflows following the last few days now sitting at US$12bn ytd compared to US$10.6bn for the whole of 2021. pic.twitter.com/QjPvtRCzGH
— James Butterfill (@jbutterfill) March 13, 2024
3月11日にCoinsharesより発表されている調査報告「Volume 173: Digital Asset Fund Flows Weekly Report」によると、3月8日までの週、暗号資産ファンドへの資金流入が過去最高の27億ドル(約4000億円)に達しており、103億ドルに到達したと報告されています。また、その大半をビットコインが占めています。
同報告によるとビットコインが最高値を更新し続けている中で、一部の投資家が相場調整に対するヘッジを行っているため、ショートポジションへの資金流入も続いているとも言及されています。
先週の103憶ドルからすでに120億ドルに到達していることから、今週も過去最高の規模に近い資金流入がみられる中で、ビットコインだけでなくアルトコイン含めた暗号資産全体の価格変動が注目が集まります。
記事ソース:blog.coinshares.com
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