仮想通貨10銘柄ETFが純資産48%減、ビットコインへの集中度は増加
よきょい

ビットワイズの10 Crypto Index ETF(BITW)が、2026年上半期を当初のほぼ半分の純資産で終えました。10銘柄で構成されるバスケットは、この間にビットコインへの集中度をむしろ高めています。純資産は12月31日の10億3,000万ドルから、6月30日には5億3,280万ドルへと48.27%減少しました。
この減少幅は投資家が経験したリターンとは一致しません。1株あたりのNAVトータルリターンは半期でマイナス36.16%、発行済口数は18.97%減少しています。運用による減少は3億3,940万ドルで、4億3,070万ドルの未実現評価損を9,410万ドルの実現益が一部相殺しました。資本取引では償還1億6,120万ドルに対し、設定は350万ドルにとどまっています。
償還は1万口単位で信託と直接取引できる指定参加者を通じたもので、最終的な投資家は開示されていません。組入比率ではビットコインが75.11%から77.81%へ上昇し、イーサリアムは15.41%から12.59%へ低下しました。構成銘柄もハイパーリキッドとステラが加わり、アバランチとポルカドットが外れています。
同社はルールに基づく指数に沿って毎月リバランスすると説明していますが、価格変動、償還に伴う売却、定期的なリバランスの寄与度は開示されていません。バスケットが下落を和らげたかどうかも判断できず、大幅な下落を経て6月末のポートフォリオがより強くビットコインに連動する構成になった点が残ることになります。
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