グレースケール、仮想通貨ETFのステーキング報酬を毎月現金分配へ

2026/08/11・

よきょい

グレースケール、仮想通貨ETFのステーキング報酬を毎月現金分配へ

引用元: Ascannio / Shutterstock.com

グレースケールはステーキング機能を持つ3本の仮想通貨上場商品について、報酬の現金分配を義務化しました。8月6日付の信託契約変更により、ETHE、GSOL、GAVAは獲得した報酬を少なくとも四半期に1度は現金化し、手数料や信託費用を差し引いた純額を株主へ分配します。8月7日提出のForm 8-Kでは、当面は毎月の分配を予定しているとされています。

6月30日時点でETHEは総資産12億2,000万ドルのうち9億9,996万ドル(約81.7%)、GSOLは1億116万ドルのうち1億105万ドル(約99.9%)、GAVAは427万ドルのうち345万ドル(約80.9%)をステークしていました。スポンサー報酬はETHEが年2.5%、GAVAが年0.35%、GSOLが年0.19%で、報酬からの控除はETHEとGAVAが23%、GSOLが7%とされています。

対象は獲得した報酬分に限られ、元本のETH・SOL・AVAXを定期的に売却する仕組みではありません。ETHEは2025年10月から12月に得た報酬を売却し、今年1月6日に1株あたり0.083178ドル、総額約940万ドルを分配した実績があります。税務面では、報酬の発生時に所得が報酬トークンの売却時に譲渡損益が持分に応じて配分される可能性があるとされています。

報酬を得て売り、現金を配るという循環が制度として組み込まれることになります。売却規模は実際の報酬額や手数料控除、トークン価格に左右されるため資産総額だけから測ることはできません。

ETF保有者にとっては現金収入が見えやすくなる一方、報酬トークンには継続的な売り需要が生じることになりそうです。

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